Present

「日常」を「奇跡」に。

「褒める」が持つチカラ


3月ももう終わりですね。
春が少しずつ少しずつ、歩み寄ってくれているなあと感じる日々です。

暖かいそよ風が優しく頬を撫でてくれたり、
時折呼びかける様な小鳥のさえずりが心地良かったり。
春は五感をフルに使って「感じる」ことを、
無意識にさせてくれる季節なので凄く好きです。

そんなこんなで、
春から社会人になる訳ですが、
1つ決めたことがあります。

相手に対して、
ポジティブな感情を抱いたときには、
必ず口に出して言うこと。

「ありがとう」はもちろん、
「素敵な服だね」だとか、
「優しいね」だとか。

いのちを燃やしている限りは、
一人でも多くの人に自分の気持ちを素直に伝えておきたいな〜と。

生と死を考えるきっかけが最近あったので、
ふと思った訳です。


話は大きく変わりますが、
私はアメリカに行った際、
1つ日本と大きく違う文化があるなあと感じて。

それは「褒める」文化でした。

道行く人でも、お店の店員さんでも、

「貴方の○○凄く素敵だわ!どこで買ったの?」

と本気で言ってくれるんです。
いや〜照れる照れる。

やっぱり人って凄く単純で、
どんな部分であっても「褒め」られると
ついつい口元が緩んじゃうんですよね。
もーう可愛い奴め!つん!ってしたくなる。
(え?ならない?笑)

というわけで今回は「褒める」について。


「あー、いいことないかなあー」


このセリフ、
誰もが1度は言った事があると思います。

気持ちが不安定だったり、
疲弊していたりすると、
ふと言ってしまうこと、あるある。

日常的にハッピーな気分になれるタイミングって、色んな場面があると思うのだけれど、
どうしても「受け身」な部分があると思っていて。

でもそれはきっと、
自分で「ハッピー」を待ってるからであって、作っちゃえばいいんです。

なければ、作る。

となると、自分から作れるハッピーの中では、
「褒める」行為が1番ノーコストで出来るかなと。時間やお金的な面で。

いやいや、でも、
「褒める」って、
相手しか嬉しくないんじゃないの?
って思ってしまう人もいるはず。

その通りです。それが狙いです。
だから、ハッピーになれるんです。

それは何故か。

相手を喜ばせようとする事で、
自分が相手に対してポジティブな言葉を掛ける。
すると自然と相手を考える事で視野が開け、
自分の感情もポジティブにベクトルが向いてくるから。


じゃあ「褒める」って言っても、
「どう褒めたらいいの?」ってなりますよね。

ここで私の経験談から、
考えた3つのポイントをご紹介。

  1. 自分主体の言葉で褒める 
  2. 相手の「お気に入り」や「こだわり」を読み取る
  3. 端的に言う


①自分主体の言葉で褒める

相手と自分の関係性を深める為に重要なことって、二人にしか分からない気持ちの共有であったり、共通点であったり。
割と「秘密」的な意味を含んだ情報や思い出だと思っていて。

よく、恋愛でも、
「二人だけの秘密だよ。(ウインク)」
みたいなセリフで恋に落ちちゃうパターンあるじゃないですか!(妄想上)

そんな毎回毎回、秘密なんか作れない!って、なるんですが。

秘密=二者間の価値観の交錯する所

と考えれば、意外に見つけられるのかな、と。

世間一般的な視点からその人の事を「褒める」のではなく、
自分の視点で「褒める」ことが大切かな、と。

「私は○○が好きだから、
あなたの○○凄くいいと思う!」

と言うように。

こうすると、二人の価値観の共有が出来て、
一種の秘密が作れて、より精度の高い「褒め」ができるのかなあ、と。


②「お気に入り」や「こだわり」を読み取る

観察力や洞察力をフル稼働させなければ、いけません。笑

先日後輩に新しく買ったスニーカーを褒めてくれることがありました。

私の予想では、、
全く汚れていない白のスニーカーから
→きっと新しく買ったんだろうな
→お気に入りなのかな
という予測もした上で言ってくれたのかな、と。笑

でもそういう少し思い入れがある部分を褒められると、一際嬉しくなるんですよね。


③端的に言う

これは、完全に私の好みです笑

さらっと言ってくれた方が、
私は対応し易いなあって。

褒め慣れていない私だからこそかもしれないですが。

端的に言う=直感で思わず言ってしまった、ってことかな、と。
つまりお世辞だけじゃない感じが伝わるんですよね、相手に。
これだけネチネチ言っておいてですが笑


ここまで褒めること、についてお話してきましたが、ここで1つ事例を。

一時期話題にもなった、
彼女を褒め続けるとどうなるか、という実験。

彼女を褒め続けるとどうなるのか - razokulover publog

この話にもある様に、
褒めていると相手も自分も好きになっていく。


つまり、気持ちが落ちている時や、
自分に少し自信が持てない時こそ、
相手に目を向けて「褒めて」みる。

大袈裟じゃなくてよくて、
大それた言葉じゃなくてもよくて。

「褒める」という意味合いに
隠し味として小さな「愛」をちょこっと足してみる。

私は、人からの承認欲求がとても強いので、
自己嫌悪になる時が時たまあります。
こう見えて笑

そんな時は、周りにいる人を見渡して、
「褒める」部分を少し探してみる。
もし直接言えなければ心の中でもいいから、
呟いてみる。

そうすると少し心が落ち着いて、
自分ももう少し褒めてあげようって
気持ちが前向きになれる。

いつもよりちょっと、
相手との距離が縮まるかも。

前よりちょっと、
自分の事が好きになれるかも。


ただ、1つ私の課題としては、
褒められる事が苦手なので、
「褒められ上手」になりたい。笑


ついに明日から
社会という大海原に航海に出ます。笑

1ヶ月に1回くらいは更新して行きたいなあ〜

ではでは、アディオス!